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La mala erba non muore mai. 【 憎 ま れ っ 子 、 世 に 憚 る 】

Nikki Yanofsky

Nikki Yanofsky

2014.03.14 @Blue Note TOKYO

 

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昨夏、25周年記念企画「Quincy Jones The 80th Celebration Live Gala Party」に出演し、2曲のみ披露されたNikki Yanofskyさん。この時は出演者多数だったこともあり曲数の物足りなさが心残りでしたが、今回は単独公演ということでNikki節に思う存分浸りたいと思います。

 

BNTスタッフのS氏からは「開店前から並ぶ必要はないと思いますよ」と前々からadviseを受けてはいたもののやはり並ぶことが身体に染みついてしまっているようで今日も12時前の到着を目指します。

 

BNTに近づくに連れ、店舗前に人影を確認できます。すでに若い男性が1人立たれていました。

「やはりコアなファンがいたか・・・」という思いで隣に並ぶと左腕には花束の入ったピンク色の小さな紙袋を左腕に下げていました。花束を手渡す程のファンであるなら致し方なし。1番手は貴殿にお譲り致しましょう。

 

暫くして男性の元に女性2人、男性1人が現れます。そして何やら打合せをして後、BNT前で撮影が始まりました。以前にも早朝から順番待ちをしていた時に女性誌の撮影隊が来られていたのでここは撮影場所の定番になっているようです。

 

撮影を終えた彼らは一様に帰り支度を始め、全員が撤収していきました。結局、小生は1番手に繰り上がり一人で開店するのを待ちます。

 

14時半過ぎに漸く扉が開きロビーへと通されますが、2番手は来られません。やはりS氏の読みは正しかったようです。

 

間もなく17時になろうかというところ受付時間まで談笑に耽るつもりでBACKYARDへ伺うと「Quincy Jones The 80th Celebration」で隣席だった男性と遭遇。これで3回目の出会いながら音楽話に花が咲き、途中隣席の男性も加わって受付時間10分前まで話し込んでしまいました。

 

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開場時間とともに客席へ降りるとstage左手ではなく中央席脇に花道があり、その導線に沿う席を選択しました。真後ろを通られることで何かが起きるわけでもなく、何かを期待しているわけでもないのですが、気持ちは昂りますね。

 

BACKYARDで話し込んだ男性が対面に座り、彼が2番手であることが判明。訊けば16時半に来られたとの由、1番手であったことに変わりはないけれど読みは彼のほうが上手でした。

 

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さて開演前、スクリーンに映し出される今後の公演アーティストのPV

前回訪れた時と違い、Nao YoshiokaさんのPVはしっかり作りこまれていました。

 

前日、悪天候によって来場できなかった方も含まれているのでしょうか。客席はほぼ埋まっていました。

 

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2010 Winter Olympics®Vancouber]の開会式で国歌斉唱を披露して一躍名を馳せたNikkiさんがリズム隊に続き、stageへと登場。そして崇高に歌い上げるフレッシュな歌唱力は素晴らしいの一言に尽きます。Cale Hawkinsさんのpiano soloは滑らかな中にも艶やかな雰囲気を滲ませ、Marc Rogersさん渾身のbass soloはなかなか味わい深い。

 

客席からの拍手に対して「Thank you so much !」、「Arigato !」とcuteに返す仕草はまだあどけない少女のようなNikkiさん。弾けるパワーは20歳ゆえでしょうか、途中MCを入れるものの疲れた表情を見せず16曲を一気に歌い上げます。

 

間もなくリリースされる新曲『Something New』を力強く伸びやかな声で熱唱。そして元気いっぱいのままstageを降ります。

勿論、アンコールを切望する拍手に応えて再登場し、最後は『Valerie』を披露。

 

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Quincy Jonesさんの秘蔵っ子として将来が非常に楽しみですね。今後のご活躍を期待したいと思います。

そして来月、やはりQuincy Jonesさんがその才能を見出したAlfredo Rodriguezさん(p)の来日公演が予定されています。

 

 

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ニッキー・デビュー~エラへ捧げるスウィング

ニッキー・デビュー~エラへ捧げるスウィング

 

 

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ニッキー~フォー・アナザー・デイ

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