Eric Clapton
2014.02.28 @日本武道館
初来日公演から40年、そして20回目となるジャパン・ツアーも今日が最終日。
所用で東京メトロ・九段下駅へ到着するのが遅れてしまい、日本武道館へ向かう道すがら手書きで「チケットを買います」と書いた用紙を持って立っている方々を横目に先を急ぎます。
古希を迎える来年からワールドツアーを行わないと公言されたことで今回の来日公演が最後と言われているせいかticketを入手できなかった方なのかもしれません。
しかしながらticketの発売日から数日過ぎた或る日の午後、j-waveの番組内で特別に予約受付をするという告知を耳にして申込みをした小生としては「まだまだ残席ありで完売していない」ものと思っておりました。
実のところEric Claptonさんの楽曲、作品を殆ど知らない小生。(ファンの方、申し訳ございません)
日本公演が最後という話は耳にしていましたが、Steve Gaddさん(ds)とNathan Eastさん(b)が今回起用されているとのことでticketを購入した次第。
無論、手元に届いたticketは2階席と間近で観ることは不可能ながら階段(縦)と通路(横)の角席は眺めの良い好位置です。
19時10分、照明が落とされ全メンバーがstageに登場。
一曲目は♪How Many Times~で始まる『Pretending』、そして『Key to the Highway』と先述した「楽曲、作品をほとんど知らない」ながらも意外と知っている曲が続き、さらに『Wonderful Tonight』、『I Shot The Sheriff』と、やはり今回が最後なのかbestな選曲。
そして上部に垂れ下がるモニターに大きく映し出されるslow hand。
『Layla』がacousticで演奏されたのが少々残念ですが、これだけの距離感がありながらSteve Gaddさんのスティックさばきに圧倒されるのは静のEric Claptonさんに対して動のSteve Gaddさんという構図ゆえでしょうか。Nathan Eastさんの表に出てこない影の存在感もいい感じ。
アンコールは『High Time We Went』1曲のみで意外とあっさり終演を迎え、大きな感動もなく会場を後にしました。
※公演パンフレットは日本武道館に到着してそのままグッズ売り場に並んでいるところで「完売」のアナウンスが入り、代わりにTシャツを購入して参りました。