Avishai Cohen Trio
2014.01.24 @BLUE NOTE TOKYO
昨年のMaria Schneider Orchestra公演でJAM SESSION会員の来店ポイントが7ポイント貯まり、有り難くINVITATION CARDを戴いたものの〆切期限となる2月20日まで目ぼしい公演は見当たらず。半ば諦めかけつつ再度BNT HPを確認していたところAvishai Kohen Trio公演を完璧に見落としておりました。そして、すぐさま電話でreserveを入れたのが4日前。
この時はまだまだ余裕の残席数でしたが、CCの初日公演レヴューがHPに掲載されて後、BNT公演は全席瞬く間に完売してしまったそうです。さらに物販コーナーで用意されていたCDも前日の公演後のサイン会で完売してしまったらしく残念ながら今宵のサイン会は行なわれないとのことでした。
Chick Corea & Originのbassistとしても知られるAvishai Cohenさんは故Jaco Pastoriusに影響を受けてbassを始めたとする話を聞いたことがありますが、その片鱗をうかがわせる要素がところどころに垣間見られました。
今回、drumsがOfri NehemyaさんからDaniel Dorさんに変更されましたが、実力と経験を兼ね備えた実に盛り立てるような魅せるdrummingは一聴の価値あり。またNitai Hershkovitsさん(p)の尋常さを欠く鍵盤さばきには目が釘づけ、一音一音に魂を込めて爪弾く(時に弓弾きする)Avishaiさんの迫りくる重厚な旋律が心地好さを倍増させる素晴らしいstageには完全にknock out。まさに三位一体のsuper Trioでした。
アンコールでAvishaiさんはE. bassに持ち替えて2曲演奏された後、場内の盛り上がりに応えてさらに『Bésame mucho』を披露してくれました。