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La mala erba non muore mai. 【 憎 ま れ っ 子 、 世 に 憚 る 】

Benny Golson Quartet

Benny Golson Quartet

2013.05.13 @BLUE NOTE TOKYO

 

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いつものように14時に訪れるも1st Stage鑑賞に訪れた方々が開場時間とともに地下へ消えてしまい、気づけばロビーにはスタッフと小生のみ(暫しの静寂)。

 

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Benny Golsonさんと言えば名曲『I Remember Clifford』、『Whisper Not』等の作曲者として夙に有名ながらこの時間になっても2番手が現れないというのは正直悲しい気も・・・。

 

そこへ“マイルスに一番近づいたフォトグラファー”内山繁氏が遅れて入ってこられ、1st stageの受付をされているところにお声掛けすれば「え?なに?取材で来たの?」と返されてしまいました。(取材ならロビーで寛いでいる場合ではないんですけどね)

 

やはり三軒茶屋で「Jazz & Café Whisper」を営んでいらっしゃるだけに『Whisper Not』を聴きに来られたとの由、そのお気持ちよ~くわかります。

 

2nd stageの開場時間が迫る頃、再び内山氏と出くわしたものの不満気な表情。 聞けば「『I Remember Clifford』は感動して泣いてしまったけれど『Whisper Not』をやらなかったんだよ。それを話したら2ndでお前のために演る”って言ってくれたから2ndも見なきゃならない。」 元々1st stageだけを鑑賞する予定だったそうで、急遽2nd stageの自由席を手配されていらっしゃいました。

1stで『I Remember Clifford』を演奏したのなら2ndでは演らないなぁ~。

 

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そして、いよいよ2nd stage

Bennyさんが笑みを浮かべてステージ中央に立たれたと同時に、突然「おぅ、来てたのかい!」と両手を挙げた驚きのジェスチャーで小生に握手を求めてこられました。勿論、敬意を表しつつ握手をさせていただきました。

さらに『Killer Joe』の演奏終りの台詞「Killer Joe !」で指をさされ・・・これって単にいじられただけ?

内山氏による計らいかと思いつつも後でご本人に確認をしましたら、そのようなことはしていないということでした。

 

John Coltraneさん、Clifford Brownさん、Art Blakeyさん、Lee Morganさんといったお歴々と実際に交友関係にあったBennyさんにいじられるとは光栄であり、本当に良き思い出となりました。

Golson Harmonyの演奏は素晴らしかったけれど、できることなら『I Remember Clifford』を生演奏で聴きたかったな。

 

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ミート・ザ・ジャズテット

ミート・ザ・ジャズテット

 

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BLUES-ETTE

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Kelly Blue

Kelly Blue

 

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Volume 2: Sextet

Volume 2: Sextet

 

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Volume 3

Volume 3