Keith Jarrett Trio
Keith Jarrett Trio
2013.05.15 @Bunkamuraオーチャードホール
鯉沼ミュージックにてSS席を予約したものの届いたチケットは2階席。
それでも角度的にはKeithさんの指の動き(pianoの鍵盤)が見える好位置でした。
時間を少し押しての暗転。場内から大きな拍手が起こり、Jack DeJohnetteさん(ds)、Gary Peacockさん(b)、そしてKeith Jarrettさん(p)がステージ上に姿を見せました。 piano trioの最高峰を見られるのも今日が最後。
1曲目『The Masquerade Is Over』から早くも涙が頬を伝います。
やはり2階席ゆえにどうしても距離を感じましたが音色は綺麗に聴こえてきます。
さすがSS席!(否、さすがBunkamuraオーチャードホールか)
2005年の一件が脳裏を過り、曲が終わるまで拍手はしないつもりでいたけれど各パート・ソロが終わる度に客席からは拍手が起きます。
まだ曲が続いているというのに「これでは曲の繋ぎ目が聴こえないじゃないか!」と文句を言いたかったけれど巨匠たちは構わず演奏を続けている。まだ想定範囲内ということか・・・。
しかし、一曲終わる毎の拍手は余韻もなにもあったものじゃない。日本におけるトリオ公演の有終の美をぶち壊された感じがして悲しくなりました。小生が神経質なだけ?
事前に中川燿女史からアンコールは2回(※後に3回と訂正)と聞いていたのですが、この日アンコールは3回。
毎度、腕をだらりと垂らす客席へのお辞儀もご愛嬌ということでニヤリとさせられましたが、最後は目一杯の拍手を送り続けました。
トリオ結成30周年、そして最後のトリオ公演(最終日)。。。終演!