Hilary Kole
Hilary Kole
2014.01.06 @COTTON CLUB
一昨年のBNT公演でHilary Koleさんと一緒に撮らせていただいた写真が、先日HilaryさんのオフィシャルHPに掲載されたことから今宵は有頂天な心持ちで鑑賞に臨みました。
もともとは2nd stageのみ鑑賞する予定でしたがCCへ早くに到着してしまい、1st stageの間もこのまま待たされるのは正月早々苦痛に耐えるのは忌避したいと思い、1st stageも鑑賞することにしました。
アテンドしていただいたスタッフの話では昨夜1st stageまでは連日満席であったらしく、今日から仕事始めの会社も多いせいか空席が目立ちました。そしてHilaryさんの体調も芳しくないとのことで昨夜はサイン会は行われなかったそうです。
さて、鍵盤の皇帝 Oscar Petersonさん(p)も彼女の歌声に魅せられた一人。彼が最後にレコーディングされたアーティストがHilary Koleさんであると何かの本で読んだことがありますが、スキャットを多用した歌唱も彼女ならではの艶っぽさがあり、歌声に魅了される歌い手というよりエモーショナルな歌い方に魅力を感じさせるアーティストと実感。綺麗な歌声が場内に響き渡ると拍手が沸き起こり、それに応えて笑顔を覗かせるHilaryさん。
一曲一曲歌い終える度に客席からの声掛けにも気さくに返され、幾つかの曲ではAdam Birnbaumさん(p)、Paul Gillさん(b)、Aaron Kimmel(ds)、John Hartさん(g)の順でsoloも入り、実に和やかな雰囲気の素晴らしいショウを楽しませていただきました。
1st stage終わりで先程アテンドしていただいたスタッフからサイン会開催のお話をいただき、サイン会へ参加。然程、行列が出来るというほどではありませんでしたが、小生の前に並ばれた5~6人の団体客が全員で撮影をされたり個々に撮影をされたり、次から次と執拗に話しかけられる等々、収拾がつかない状況で順番が一向に回ってこず、結局レジが〆られてしまい1st stageの会計は2nd stageに合算されての支払いとされてしまいました。
そして漸くにして順番が回ってきましたが時間の関係で事務的に対応されてしまい、2nd stage後のサイン会の時にでもゆっくりとお話しできればいいかなと思いつつロビーへ移動。
すると間髪入れず2nd stageのアナウンスが始まり、再び客席へ。勿論、1st stageと同じ席での鑑賞。
予定では4日までロビーで振る舞い酒のサービスがあると聞いていたのですが、今宵も継続されてクリスタル御猪口でchampagneが振る舞われていたため1st stage前で2杯、2nd stage前で1杯戴き、その酔いもあって2nd stageは眠気に襲われる中での鑑賞でした。
尤も2nd stageのセットリスト、MCともに1st stageとほぼ同じだったために拍子抜けしてしまい、『It’s Love』とか歌ってくれたらその一曲だけでも充分に満足できたのに両ステージを鑑賞したことを少し後悔。唯一違ったことといえばHilaryさんが一曲だけpiano soloで歌われたぐらいでしょうか。
2nd stageが終わって間もなくサイン会が開かれ、Hilaryさんの体調は回復されたものと思いましたが、小生の前に並ばれていた男性がサインを求めようと近づかれたところ急に席を立たれて足早に控室へ戻って行かれてしまいました。
男性はどうしていいのか分からず呆然とその場に立ち尽くしたまま。「暫くしたら戻ってこられますかね?」とスタッフへ問いかけられていましたが「おそらく戻っては来られないと思います」とサイン会打ち切りの案内をされていましたので、小生は諦めてその場を去り、レジへと向かいました。
Hilaryさんは両ステージとも至って元気に歌っておられましたが、ご無理をされながらのstageだったのでしょうか。とにかく今は彼女の体調が心配、大事に至らぬことを祈りたいと思います。
- アーティスト: ヒラリー・コール,テッド・ファース,マイク・レンジ,ジョン・ピザレリ,ジョン・ハート,カーメン・イントレ,マーティン・ピザレリ,ポール・ギル,ハリー・アレン,ドン・セベスキー
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