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La mala erba non muore mai. 【 憎 ま れ っ 子 、 世 に 憚 る 】

カレント第一回記念公演「親友・真田君の真実」

カレント第一回記念公演「親友・真田君の真実」

2013.10.05 @荻窪小劇場

 

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芸能事務所「カレント」プロデュースによる第一回公演は小生が神と崇める山縣慎司氏の演出によるもの。

オレたちひょうきん族』、『笑っていいとも!』等、数々の番組制作に携わってこられ、(Jean-Jacques Rousseauの言葉を借りれば)小生の 第二の人生の頃にこれらの番組をよく拝見致しておりました。

CX退社時の送別会にお邪魔した際、僭越ながらブラックデビルに扮して小芝居をやらせていただいたことは今でも懐かしい思い出です。

 

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そんなわけで手土産なしで劇場へ伺うのも失礼かと銀座三越「Mon-Cher」で差し入れの品を購入。但し、演者の人数を考えるに1ロールでは足らなかろうと奮発して2ロール買い求めました。

 

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一時期のような行列もできておらず、すぐさま買い求めることができたため劇場へ向かう途中、六本木で下車して散髪することにしました。ところが先客ありでかなり待たされることとなり、JR荻窪駅に到着したのは13時半。荻窪小劇場には開演時間20分前に着きました。

 受付で差し入れをお渡しして山縣氏の所在を確認すると裏手にいらっしゃるとの由、「公演後にご挨拶を」と思っていたら公演直前にもかかわらずわざわざ小生のところへ来てくださいました。

実は山縣氏へは此処に来ることを内緒にしていたため少々驚かれたご様子でしたが、神と崇めていることを口外している以上、来ないわけにはいかないんですよね。

 

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さて、今回のように小劇場の観劇でいつも感じることですが、総ての演者が何処となく役を演じ切れていないきらいがあること。一生懸命にやっていることも解かるし、稽古を重ねて台詞も暗記し、立居振舞もそれなりには出来ていると思います。

 

しかしながら、それは演者としての合格ラインをほんの少しクリアしているに過ぎず、役者としての領域にはまだまだ到達してはいない段階。  今回は第一回目の舞台ということで個々に自分の役をこなすことに精一杯だったと思うので次回公演を鑑賞する機会があればその辺りをチェックしてみたいと思います。