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La mala erba non muore mai. 【 憎 ま れ っ 子 、 世 に 憚 る 】

Lou Donaldson

Lou Donaldson

2012.03.10 @BLUE NOTE TOKYO

 

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50年代後半からの怒濤のジャズシーンを生き残ったLouさんの公演最終日

 

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dtumsは流麗な中にも力強さを持った長いソロを繰り広げ、guitarもサービス精神に溢れていて、Louさんの特徴あるリズムと独特のメロディーには思わず何度も踊り出したくなるような感覚になりました。

 

そして特に印象に残ったのが敦賀明子さん。お腹に響いてくる大迫力でした。

 

Louさんは60年代に入るとソウルとブルースの融合を図るべくorganを入れており(オルガン奏者のJimmy Smithとの共演が根底にあるのか)、そういった意味でorganを起用しているのでしょう。

 

先達てコルトレーン研究家のFujiさん(藤岡靖洋氏)から「”Whiskey Drinking Woman” の歌詞がさいこ~!」とお聞きした通り、Louさんは観客へのサービスも忘れていません。

 

LouさんはParkerさんの影響を色濃く受けたミュージシャンだと言われるけれど果たしてどうなのだろう。小生はParkerさんをしっかりと聴いたことがないので偉そうなことは言えないけれど、小生の知る限りでは当時Louさんは独自のフレーズが既に出来上がっていたように思います。

 

いつの時代のLouさんであってもLouさんはLouさん。ノー天気でバタ臭いalto saxが小生は大好きです。

 

50年代のジャズはハード・バップを中心に様々なスタイルが起きました。そして多くの遺産が散らばっており「我々は今も影響や恩恵を受けているのだ」と、そう思わせてくれた今回のステージでした。

 

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Alligator Boogaloo

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Blues Walk

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